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クリスマス礼拝会

 聖ドミニコ学院小学校では、今年もクリスマス礼拝会を行いました。

 12月19日、朝。

 登校した子ども達は、バスに乗って、カトリック北仙台教会へ移動します。

 カトリック北仙台教会は、聖ドミニコ修道会の教会です。

 JR北仙台駅・地下鉄北仙台駅に程近いところにあるその教会は、一歩中に入ると、思いのほか広く、天井が高く、彩りの美しいステンドグラスから光が差し込んでいて、少しびっくりします。黒い木のパネルが張られた天井は、ヨーロッパ中世の質実な部分を連想させます。そして、教会特有のにおいがします。


 北仙台教会の中へ入った子ども達は、「場」の持つ雰囲気を感じ取るようです。天井を見上げて、目をきらきらさせている子どももいました。


 聖劇に出ることになっている6年生と1年生は、朝早くから直接、教会に来て、衣装に着替えてみんなを待っていました。

          聖劇・準備1     聖劇・準備2

 早いうちに着替えの終わった一年生たちは、きれいな衣装がうれしかったらしく、控えの間の端に集まってかわいらしい様子でおしゃべりをたくさんしていました。大きな音を出さないように一年生なりに気を使いながらも、それでもくすくす笑いが、つい上がってしまうようでした。

                    聖劇・準備3

 この写真は、羊飼いと、ヨゼフ様と、大天使ガブリエルです。みんな、意外な風格がありました。

 聖劇に出る子どもたちが全員着替えの終わった頃、ようやく他の児童たちの乗ったバスが到着し、クリスマス礼拝会が始まりました。


          クリスマス礼拝会     クリスマス礼拝会2


   クリスマス礼拝会3  クリスマス礼拝会5  クリスマス礼拝会6


 今年のプログラムは、『み告げ受けし』でした。与えられた運命を受け入れたマリア様のお話から説き起こして、6年生たちが一人ひとり、クリスマスの意味・喜びについて語りました。
 聖書を読み、賛美歌を歌い、神父様のお話を聴きました。

 学年ごとに行う共同祈願では、子ども達はそれぞれの言葉で、世界の平和と、様々な境遇にある人々の安全と幸福を祈りました。まだ幼い1年生や2年生も、この共同祈願の言葉を自分達で考えてきています。サラマッポ会の支援活動やハンド・イン・ハンドの募金活動を行う過程で、子どもたちが感じたり考えたりしてきたことが、祈りという形で顕わにされます。一年の間に折に触れて学んできた、この世界のありように対する子ども達の理解と願いが、それらの言葉にこめられていました。

 礼拝の最後に、子ども達はみんな、神父様と校長先生からクリスマス・プレゼントをいただきました。

          クリスマス・プレゼント1     クリスマス・プレゼント



 今年のプレゼントは何だったのでしょうね?

 子どもたちが、それぞれの家庭で、あたたかいよいクリスマスを過ごすよう祈ります。



 12月20日に終業式があり、ドミニコの子どもたちは冬休みに入りました。

 新年は、1月11日から三学期となります。


 子どもたちが、楽しいクリスマスを過ごしますように。
           新しい気持ちで、気持ちのいい新年を迎えることができますように。


 Merry Christmas and a Happy New Year!

 どうぞ、よいクリスマスとお正月をお過ごし下さい。


「JR東日本 東北本線開業120周年記念イベント」詳細 (長文です)

 このブログでも何度かお知らせしたように、聖ドミニコ学院小学校の5年生・6年生・音楽クラブ所属の4年生が、12月16日(日)に、JR仙台駅西口コンコースで、東北本線開業120周年記念のイベント ミニミニコンサートに出演しました。

 この日12月16日(日)と前日の12月15日(土)に、開業120周年を記念して、かつて仙台と上野を結んでいた特急「ひばり」号が復活運転をしたということです。15日(土)に仙台から上野へ、16日(日)は上野から仙台へ、片道5時間ほどかけて、特急「ひばり」はたくさんの鉄道ファンの人々を運んだそうです。
 筋金入りの鉄道マニアでなかったとしても、週末にそんな特別列車の旅をしてみるのは、ちょっとおもしろそうですよね。

 ドミニコの子ども達のコンサートは、上野から戻ってきた特急「ひばり」が、ちょうど仙台駅に着く時間に合わせてはじめられました。



 開演に先立って、子ども達は少し早めに仙台駅に集合し、わずかな時間を利用して音合わせや発声練習をしました。

 「先生、どきどきしてきました。」

 子ども達それぞれの気持ちが高揚しているのがわかりました。

 始まる前には、仙台駅の駅長さんから励ましのお言葉を頂きました。

          駅長さん


 3時になると、子ども達は、仙台駅西口コンコースに設置された舞台に移動です。

 3時10分、演奏の開始です。はじめは挨拶の言葉です。駅で流れる放送や新幹線などの中で流れる車内放送が日本語と英語なので、それをまねて、ドミニコの子どもたちも日本語と英語で挨拶をすることにしていました。

     挨拶      演奏開始


 英語を担当した子どもも、その他のセリフを担当した子どもも、みんな緊張していたようです。でも、一人ひとりの言葉から、子ども達の一生懸命さが伝わってきました。

 演奏は、音楽クラブのトーンチャイムで始まりました。トーンチャイムとは、細長い鉄の棒の一本一本に音を出す装置がついた楽器で、ハンドベルのように一本ずつを打ち鳴らしながら、グループで演奏します。
 駅のざわざわした人いきれの中で、子供たちの鳴らすトーンチャイムの音色は、はじめ、なんともかよわく聞こえました。けれども、曲が進むに連れて、子ども達の演奏は次第に強さと安定感を増し、広いコンコースの中を響いていきました。

 コンコースの左右にある長いエスカレーターを上ったり下りたりする人々が、首を曲げて、子どもたちの方を見下ろしています。急ぎ足で歩く人たちも、子どもたちの歌の聞こえてくる方角を探して、ふっと視線を動かしたりしています。


 今回、舞台に立つことのなかった下級生や、ネットで知らせを見たという卒業生たちが、会場まで演奏を聴きに来てくれていました。

     下級生たち      卒業生たち
 


 子ども達の演奏は以下のように行われました。

   トーンチャイム      「もろびとこぞりて」
   トーンチャイムと合唱  ”Silent Night"
   トーンチャイム      「アヴェ・マリア」
   合唱            「雪のおどり」
                  「雪やこんこ」
                  「赤鼻のトナカイ」
                  ”We Wish a Merry Christmas"
                  「しずけき」
                  「あめのみつかいの」
                  「来たれ、友よ」
                  ”Joy to the World"
                  「ハレルヤ」

     演奏2     演奏

        演奏3




 子どもたちが歌っているのを端の方で聞いていた先生のうちの一人は、後ろのほうから聞こえてきたこんな話し声を耳にしたのだそうです。

 「ドミニコ学院小学校だって。」
 「合唱部の子たち?」
 「ああ、そんな感じだね。」
 「放課後の練習を、一日一時間って感じかな?」

 先生が振り返ってみると、そこには、若くて、品のいい、かわいい感じの男女二人連れがいたそうです。ドミニコのことをよく知らないらしいその方たちが、好意を持って子どもたちの演奏を聴き、楽しそうにしているのを見て、その先生はすごく嬉しくなったということでした。
 でも、その先生は、「この子たちは合唱部の子たちではありませんよ。ドミニコの普通の子どもたちなのです。」と、言いたくてたまらなかった、子どもたちのことを自慢したかった、と後で話していました。

 子どもたちの演奏を、多くの方が聞いてくださいました。


 演奏終了後、控え室に戻った子どもたちは、ふわっとした空気を身にまとって、にこにこしていました。

 たまたま目の前にいた4年生の子どもに、

 「いい演奏だったね。頑張ったの?」

と尋ねたら、その子は、

 「はい。」

と、ちょっと恥ずかしそうに答えて、にこにこっと笑っていました。

 その返事を聞いたり、他の子どもたちの様子を見たりして、子どもたちのまわりに漂うそのふんわりとした空気は、子どもたちの達成感や充実感の表れなのだな、と感じました。子どもでいっぱいの控え室の中が、すこしきらきらまぶしいように思えました。




 帰り際、子どもたちは仙台駅の駅長さんから、一人ずつ、たくさんのおみやげをいただきました。
 JRの方々が何人もお見送りのご挨拶をしてくださいました。さすが、駅で働くみなさんのお辞儀は、とても折り目正しくて格好良かったことが強く印象に残りました。


 子どもたちが誰一人欠けることなく、全員で、こんなに素敵なイベントに参加することができたことに、感謝したいと思います。全員が参加して、一つの作品を作り上げることができました。
 また、子どもたち一人一人が、それぞれの頑張りに見合うだけの心地よい達成感と充実感をしっかり味わう機会を与えられたことにも、深く感謝しています。


 このような貴重な機会を与えてくださった、JRの方々、そのほかたくさんの方々、どうもありがとうございました。
 ご協力下さった保護者の方々、OB会の方々、ありがとうございました。
 演奏を見に来てくださった下級生や卒業生の方々、そのほかの方々、ありがとうございました。

 ドミニコは、本当に多くの方々に支えられている学校だな、と思います。





 

合唱練習 2

 クリスマス礼拝会の準備が進んでいます。

 JR東日本のミニコンサートに向けた練習も、着々と進められています。


 日に日に音がまとまり、演奏が形になっていくのがわかります。


 子供たちの演奏が形になっていくにつれて、先生の指導にも力が入ります。


 何回も練習をします。あるとき、上手く音が合って、ハーモニーが生まれました。先生は、指揮をする手をぱっと止めて、目を大きく開きました。一瞬、練習場である講堂の中に、ふしぎな空気が流れました。


 「そう。そうなの。素晴らしい。そうなってほしかったの。」

 先生の言葉には、心がこもっていました。
 たくさん褒められて、子供たちはうれしそうです。先生も、にこっと笑っています。


 ドミニコの子ども達は、合唱を専門にやっているわけではないので、本番の時にもこんな演奏ができるかどうか . . . 、それはなんともいえないと思います。

 ただ、ドミニコの子ども達は本当にかわいいです。

 「ほら! 笑顔は?」

と言われて、一生懸命に歌いながらにこりと微笑もうとする素直な姿も、指揮の先生を見つめて手の動きとともに一斉に歌い始める様子も、本当にかわいいです。

 子ども達の「今」を大事にしていきたいと思います。




 

『ドラえもん』?!

 うれしい大ニュースです。

 二年生の土屋蓉子さんが、来年春の『ドラえもん』の映画に、声優として出演することが決まりました。


 五万人の子どもの中から選ばれた二人の中に入ったのだそうです。


 今年の大晦日にある『ドラえもん』の特集番組で、蓉子さんが参加したオーディションの様子なども放送されるということです。

 子どもは一人ひとり、育つ環境が違います。それぞれの子どもが、それぞれの環境の中で、楽しい経験を重ねて、世界に一人しかいないかけがえのない自分自身を育てていってほしいと思います。


 蓉子さんには、この機会にぜひよい経験をしてほしい、と願います。




合唱練習

 5年生と6年生、それに音楽クラブのメンバーになっている4年生は、今日の6校時目に、「JR東日本 東北本線開業120周年記念イベント」に向けた合同練習を行いました。

 
 音楽専科の先生が指揮を振ると、教室で練習していた時とは違う緊張感が子ども達の中に生まれ、声に勢いが出てきます。

 ヘンデルの『メサイア』中の「ハレルヤ・コーラス」などは、高い音を出すのが難しかったり、一つの音を長く安定したまま伸ばすのが難しかったりするので、子どもたちも先生も、いろいろ考え考え、苦労しながら練習していました。


 一時間、ずっと立ち続けでした。

 後半になると、さすがの5・6年生も、練習途中で歌が途切れたとたんに、身体がぐらぐら動いていました。足を曲げたり伸ばしたり、ちょっとしゃがんでみたり、ちょっとの時間を見つけて身体の緊張を解いています。


 昔に比べて体力が落ちているといわれる今の子どもたちにとって、しっかりとしたいい姿勢を保って長く立ち続けるこのような機会も、たまにはあってもいいだろうと思います。

 12月16日(日)のミニコンサートで、子どもたちに「やった!」という達成感を感じてもらえたらいいな、と思います。
 

JR東日本 東北本線開業120周年記念ミニコンサート について

 ユニセフの「ハンド・イン・ハンド」募金が終わったばかりのところではありますが、ドミニコの子ども達は、もう、16日(日)の「JR東日本 東北本線開業120周年記念ミニコンサート」と19日(水)の「クリスマス礼拝会」に向けて走り出しています。


 「ハンド・イン・ハンド」募金と「クリスマス礼拝会」は、毎年行っている学校行事です。今年はそれに、「JR東日本 東北本線開業120周年記念ミニコンサート」への参加が加わりました。

 東北本線は1887年(明治20年)12月15日に開業し、今年で120周年を迎えるそうです。ものの本によると、1887年のこの日は、大雪が降っていたということです。

 今年はこれまでにも、120周年を記念する様々なイベントが行われてきたそうですが、今度の16日(日)には、JR仙台駅 東口 の 伊達政宗像前(ステンドグラス前) で、記念のミニコンサートが行われます。

 そのコンサートに、聖ドミニコ学院小学校の5・6年生と音楽クラブの子どもたちが参加し、クリスマスの季節にちなんだ歌とトーンチャイムによる演奏を披露します。


 こどもたちは熱心に練習をしています。



 「東日本 東北本線開業120周年記念ミニコンサート」 は、

    12月16日(日) 午後3時から

    JR仙台駅 東口 伊達政宗像(ステンドグラス)前

で、行われます。


 子ども達の演奏は、午後3時から約30分ほどの予定です。


 よろしければ、ぜひ子ども達の演奏を聴きにいらしてください。




「ハンド・イン・ハンド」募金活動について

 12月8日(土)に行われた、聖ドミニコ学院小学校の子ども達の、日本ユニセフ協会 「ハンド・イン・ハンド」募金が、おかげさまで無事に終了いたしました。


 この日、子ども達は、仙台市内の各所で、それまで「痛みのある愛」を学びながら家庭でこつこつ貯めてきたお金の入った募金箱を首から下げ、街を行く人々に協力を呼びかけました。
一人ひとりが、事前学習で学んだことの中から最も心に残った言葉を述べて、一所懸命に募金活動をしました。


 街の人々や、保護者の方々、卒業生の方々、様々な方のおかげで、今年の募金の総額は 506,100円となりました。

 集まったお金は、募金終了後すぐに「みやぎ生協」内の事務局へ運ばれました。

 お金が送られたあとに募金協力に訪れてくださった卒業生もおられたので、今回みやぎ生協に聖ドミニコ小学校からとして送られた金額と、正確な募金総額は少し異なりますが、差額は、ドミニコが年間を通して行っているユニセフへの募金と一緒に後日送付させていただきます。



 子どもたちや、人々の善意によって、弱い立場の子ども達の命がたすかり、豊かで明るい笑顔が数多く守られることを願います。


 小学校時代に募金活動に参加したこの経験が、ドミニコの子どもたちにとって、将来、「目の前ですぐには見えないものを見る力」・「地球規模の問題を意識することのできる心の力」となって、未来の地球の人々と共に幸せを築いていってくれれば、と思います。

クリスマス・イルミネーション

 放課後、外が薄暗くなってきた頃のことです。先生方が職員室に集まって、翌日の「ハンド・イン・ハンド」の準備をしていると、高校の方から戻っていらしたある先生が、声をかけてくださいました。


 「点灯式だそうですよ。もう始まるそうです。」


 そのように言われて初めて気がついたのですが、今日は、ドミニコ学院の正門のイルミネーションが今年初めて点灯される点灯式の日でした。

 正門まで出てみると、高校生たちに混じって、ドミニコ・キッズの子どもたちが楽しそうにおしゃべりをしながら集まっていました。

 高校生たちがハンドベルを演奏する中、クリスマス・ツリーの形をしたイルミネーションに明かりがつけられました。


 サプライズ・プレゼントとして一人ひとりに小さな袋に入ったお菓子も配られ、ドミニコ・キッズの小学生たちは大きい子も小さな子も喜んで受け取っていました。

   点灯式・キッズとお菓子   点灯式・キッズとお菓子2   点灯式・



 小学生たちには、なかなかこのイルミネーションを見る機会がないかもしれません。それほど派手やかなイルミネーションではないのです。


 けれども、ここ、ドミニコでも、クリスマスを迎える準備が様々な形で静かに進行しています。


        イルミネーション


明日12月8日(土)、ハンド・イン・ハンド募金を行います

 11月28日付のブログ記事(「ハンド・イン・ハンド のために」)でお知らせしたように、聖ドミニコ学院小学校では、日本ユニセフ協会の「ハンド・イン・ハンド募金」に参加しています。

 今年も昨年までと同様に、 12月8日(土)の午後1時30分から2時30分まで、募金活動を行います。


 ドミニコの保護者の方々、卒業生の方々、同窓会の方々、師走のお忙しい中とは存じますが、12月8日(土)のその時間に募金にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

頑張り屋さんの子どもたち

 だいぶ以前のことです。


 授業中、

 「なんだか、だるいなあ。」
 「気持ち悪いなあ。」

と、ぶつぶついいながら授業を受けていた大きな男の子がいました。


 「どうしたんだろうね。熱を測ってもらいに行ってごらん。」

と先生に言われても、その男の子は、

 「いえ、いいんです。」

と言って、そのまま授業を受け続けていました。



 しばらく時間がたって、お昼の時間も半ばを過ぎたころ、その男の子が職員室にやってきました。そして、

 「具合が悪いので、熱を測ってください。」

と言って、救護の椅子に座り込みました。係の先生が、体温計を手渡しながら驚いたように言いました。

 「あら、○○くん。ものすごく身体が熱くなっているんじゃない? 大丈夫? お昼は食べられたの?」


 先生の声を聴いて、その男の子は、

 「あんまりは、食べられなかった。」

と言って、ふっと俯きました。男の子の目から、ぽろぽろっと涙がこぼれてきました。


 「ああ、具合が悪かったのを、ずっと我慢していたんだね。」

と先生に言われて、男の子はうなずきました。



 頑張り屋さんの子どもたちがいます。頑張り屋さんの子どもたちを見ていると、かばってあげたくなります。あまりにも健気でいい子なので、つい、「無理はしなくていいんだよ。」と言ってあげたくなります。

 けれども、もしかするとその「頑張り」は、その子どもがしっかりとした自分という個性を形作っていく上で必要だから行っている「頑張り」なのではないかとも、その男の子を見ながら思いました。判断は難しいと思ったのですが。


 大人の目で子どもの心と身体の健康と安全を見守りながら、場合に応じて指示を与えることは必要だと思います。
 でも、できればそれと同時に、子どもが自分自身でものごとを判断する能力を育てて行けるよう、応援していきたいと思います。

授業参観の週です

 今週は、各学年で授業参観と懇談会が行われます。

 火曜日の今日が第一日目で、4年生と5年生のクラスの保護者の方がいらしてました。

 4年生は、社会の授業参観だったのですが、授業参観・懇談会の前の休み時間を使ってミニコンサートを行い、日頃の練習の成果を保護者の方々に見ていただきました。


 4年生は、リコーダーや鍵盤ハーモニカなど、音楽の授業で習っている楽器を使って、「大きなのっぽの古時計」を演奏しました。子どもたちの中には、ヴァイオリンやチェロ、フルートなどの楽器が得意な子もいるので、音楽の先生はいろいろ考え、試行錯誤をしながら編曲して、楽器が得意な子どもたちのためのパートも用意していました。

 楽器の演奏が得意な子どもも、そうでない子どももいます。みんなで一つの曲を作り上げる練習は大変で、それぞれが苦労をしたそうです。


 全員で一つのことを作り上げていく作業を経験したことが、いつか、この子どもたちにとってのよい経験になってくれれば、と思います。



きらきら光る瞳

 三校時目の始まりのチャイムの鳴る一分くらい前に、2年生の教室へ行きました。すると、みんながまだ外遊びから帰ってきていない中で、二人だけ、ちゃんと椅子に座って次の授業の準備をしている児童がいました。

 一人は、風邪気味で体調が悪いと言って、前の時間から少し様子を見ていた子どもでした。

 もう一人は、先生が教室へ入ってきたのを見て、きらきらっと目を輝かせました。


 「あれ? どうしたの、○○くん。すごいね、もう準備ができているのね。」

 「ぼくね、大校庭で遊んでいたんだけれど、時計を見て五分前だってわかったから、早く帰ってきたの。」

 「そうなんだ。えらいね。自分でちゃんと時計を見て、判断できたんだね。立派!」


 褒められた男の子は、椅子に座ったまま、うれしそうに笑って背筋をぐいっと伸ばしました。

 ちょうどその時、授業開始のチャイムが鳴り、他の児童たちが教室に次々に入ってきました。教室はあっという間に賑やかになりました。


 「みんな、今、来たんだね。」
 「そうだね。ふふふ。」



 男の子は、自分で考えてしっかりとした行動ができたという喜びを、小さな身体からいっぱいに放散しているようでした。目がきらきら輝いていました。その子のきらきらした目を見ることができて、今日は本当によかったと思いました。


Appendix

プロフィール

Author:Dominic Staff
 こちらは、聖ドミニコ学院小学校のブログです。 
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from 24, Sep. 2007