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卒業式と終了式が、無事に終了しました

 2007年度の卒業式と終業式が、無事に終わりました。

 大丈夫かしら、ちゃんと卒業できるのかしら、と心配されていた卒業生たちでしたが、さすがでした。


 3月19日、午前10時から、卒業式は始まりました。卒業生たちは立派な態度で講堂に入場し、手に捧げ持ったカーネーションを、一人ずつ順番にマリア様の御像の前に捧げました。ここぞというときはしっかりと行動することのできる、この子どもたちの本領が発揮されました。


 ドミニコの卒業式は、ドミニコらしいあたたかくて特色のある卒業式です。

 式が進むに連れて、子どもたちは、みんなで一緒に過ごしてきた6年間のあの場面この場面の思い出を、代わるがわるに物語っていきました。どの子どもも、どこかの場面でみんなの注目を集める主人公の役割を果たしてきました。記憶に残る出来事を、二言三言で語ります。転入してきた子どもたちも、転入してきたその日からのドミニコでの歴史を話しました。子どもたちの短い言葉で次々につなげられていく物語が、全体として、子どもたちの6年間の成長ぶりを大きく描き出していきます。

 小さな学校で丁寧に育てられてきたことの良さが、ここにあります。この子たちは、この学校で過ごした6年間、それぞれが先生たちに愛されてきた子どもたちです。それだけでなく、一人ひとりの子どもが、独自の個性を持った触媒となって子ども同士の集団の中で作用し、互いの成長を支え合ってきました。どの子も、どの子も、思い出深く、他の子と交換しようのないかけがえのない子どもです。子どもたち自身は、今はまだ、自分が愛されてきたこと、互いの成長を助け合ってきたこと、に気付いていないかもしれませんが。

 卒業生たちは皆、卒業証書を受け取り、神父様からの祝福を一人ひとりの頭に授けられて、このドミニコを巣立つことになりました。





 春分の日を一日はさんだ3月21日、1年生から5年生までの子どもたちのための終業式と、今年度いっぱいで学校を離れる先生の離任式が行われました。卒業したての子どもたちも、この日は全員がそろって私服で学校に「遊びに」やってきていました。



 ドミニコの子どもたちは、どの子も本当にかわいい子どもたちです。どれだけ叱ったとしても、大事な子どもたちです。去っていく子どもたちも、留まる子どもたちも、新しくやってくる子どもたちも、縁があってドミニコへ来た子どもたちは、みんな大事です。

 すべての子どもたちに、四月からまた新しい生活が始まります。1年生は2年生に、2年生は3年生に、そして6年生は中学生になります。新しい1年生がやってきます。

 この子どもたちみんなのうえに、たくさんの恵みと祝福があるように、心から祈ります。





 終業式が終わって、子どもたちはみんな帰ってしまったと先生たちが思っていた頃、気がついたら、卒業したての子どもたちのなかの5人が、体育館わきの用具置き場の片づけをしていました。

 誰に言われたわけでもなく、5人の子どもたちは自分から進んで、用具置き場の片づけを始めたのだそうです。

 先生たちがみんな驚いて口々に褒める中、5人の子どもたちは、ほうきとちりとりを手に「いやあ . . . 。」などと言って埃で真っ白になりながら、淡々と仕事を続けていました。





 聖ドミニコ学院小学校の平成19年度分のブログは、ここでおしまいです。
 読んでくださって、ありがとうございました。

 4月の新年度から、また新たに再開いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。



学期末

 いいお天気になりました。

 暖かくて、春らしい朝です。


 学期末最後の日は、各学年ともそれぞれ、お楽しみ会などの予定をたてているようです。

 転校のために今学期でお別れのお友達もいます。


 子ども達がみんなで過ごすこの日が、楽しい日となるよう、心から願います。


卒業式の練習

 6年生は今、数日後に迫った卒業式の練習に取り組んでいます。

 ところが。


 「あなたたちの卒業式ですよ。でも、このままでは、あなたたちを卒業させるわけにはいきません。」

 練習中、先生が怒って言いました。


 どうも、6年生はクスクス笑いをやめられないようなのです。

 ドミニコでは、男の子と女の子の仲がいいので、一緒に遊んだり、じゃれ合ったり、おしゃべりしたりしているのが普通です。6年生になってもそれは変わりません。小学校生活を通してずっと一つのクラスで過ごしてきたおかげでしょう。6年間という長い時間を共有する子ども達は、互いのいいところもそうでないところもわかった上で、一人ひとりの相手のことを認めているようです。

 でも、いくら仲がよくても、けじめがつけられないくらいのおしゃべりは困ります。


 「あのクスクス笑い、どうしたものだろうねぇ。」

 先生は眉を寄せていました。



 子ども達は、おそらく、自分たちのこれからの人生の中で、これほど儀式的な行動の練習をする機会などないことを知らないのだと思います。中学校でも、高校でも、これほど儀式の作法について練習をする時間はなかなかありません。

 日本の文化には、整然とした振る舞いや佇まい(たたずまい)を善いものとする面があります。茶道も、剣道も、様式の中に美を見出す文化から生まれたものです。小学校の卒業式は、そういう日本の文化様式を身に付ける機会でもあるように思われます。



 修学旅行中の態度が飛び切り立派だった6年生。

 しっかりする時は、驚くほどしっかりもできる子どもたちです。



 

 どんな卒業式になるでしょうか。実は少し楽しみです。


廊下でのおしゃべり

 低学年の男の子が二人、廊下でポスターを見ながら熱心に話し合っていました。

 「ああ、それでね、○○が、△△とすごい戦って、・・・。」

 「ふぅん、そうなんだ。でもさ、それでさ、・・・。」


 どうやら、ポスターに描かれているアニメのキャラクターとそのアニメの物語について、話しているようでした。

 片方の男の子が、つい最近、そのアニメの劇場版を映画館に見に行ったのだそうです。自分が見てきた映画の内容を、友達に教えていました。話を聞いている子どもは、お話が大好きで、言葉の使い方が細やかな男の子です。

 日が翳って、少し薄暗いくらいの廊下で、おしゃべりしている二人の男の子の目がきらきらしていました。


 仲良しのお友達と、こうやって夢中になっておしゃべりをしながら、この子達は自分の言葉に対する感覚やお友達とのコミュニケーションの仕方を、自然に学んでいくのでしょう。


 子ども達の、このきらきらする目の輝きを、大事にしたいと思いました。

3月なかば  あたたかい日

 三月も中旬に差し掛かりました。年度末のあわただしさの中、毎日まいにち、去っていく日を数えるようにして過ごしているのですが、気がつくともうこんな時期です。

 今日は春らしい陽射しの感じられる暖かい日でした。

 「うわぁ、あたたかい!」

 子ども達は休み時間に外へ出ると、そう言いながら嬉しそうに校庭へ駆け出して行きました。


 もうすぐ春です。

タグラグビークラブの試合の報告

 お昼休み、4年生の男の子が数名、職員室の入り口で「もぞもぞ」していました。

 「○○ちゃん、先に行けよ。」
 「やだよ。先に行ってよ。」

 一人の先生が職員室に帰ってきたのをきっかけに、ようやく決心したらしいその子ども達は、

 「失礼します。」

と大きな声で言って、とことこ職員室に入ってきました。

 「校長先生、あの、日曜日のタグ・ラグビー・クラブの試合の報告に来ました。」

校長先生は、

 「そうなの。3位になったものね。おめでとう。でも、メンバーの人数が少なくて、大変だったそうね。」

 「ああ、はい。そうなんです。でも、結構、・・・・」


 男の子たちは、タグ・ラグビー・クラブの子どもたちでした。日曜日に「タグラグビー宮城オープン」という試合で、3位になる活躍をしてきたので、校長先生に報告に来たのです。子ども達は、職員室の入り口では押し合いへしあいしていましたが、素直な男の子らしい様子で、その後しばらく、校長先生に日曜日の試合がどんなだったかをお話していました。

 校長先生は、にっこりして、日頃の練習が大切なのよね、報告に来てくれてありがとう、とおっしゃっておいででした。


音楽クラブの発表会 in すこやかクリニック

 今年度も一年間、あちこちで活躍した音楽クラブですが、一年間のクラブ活動の最後となるこの日、学校から歩いて10分のところにある「すこやかクリニック」の患者さん方の前で、一年間の活動の成果を発表してきました。

 「ふるさと」などの馴染み深い曲の演奏では、聴いてくださる方たちが一緒にメロディを口ずさんでくださいました。


 「上手だったねえ。」

と褒められて、にこにこしながら子ども達は学校へ帰ってきました。

6年生を送る会

 二時間目、みんなが授業を受けていると、においがしてきました。
 おいしそうなにおいです。

 いつものお昼の時間にはまだ時間があるのに、においにつられて、「おなかがすいたな」という気分になってきます。


 今日は6年生を送る会がありました。5年生が全校生徒のためにカレーを作ってくれたのです。5年生たちは、昨日、山のようなにんじんやジャガイモ、たまねぎ、肉を切っていました。

 3校時目、学校中がカレーのにおいでいっぱいです。

 4校時目に、1年生から6年生までの全員が、椅子を持って講堂へ集合しました。レッド、ブルー、グリーン、ホワイト、イエロー、ピンクの縦割り班ごとに長テーブルに座ります。毎年、6年生がステージに一番近い上座に座ります。児童会役員の先導にしたがって、みんなで食前の感謝の祈りをささげ、5年生たちが一所懸命に作ってくれたカレーをいただきました。おいしくておかわりをした子どももたくさんいました。

     6年生を送る会1     P1030618.jpg     6年生を送る会3



 午後からは、各学年が6年生のために短いステージ発表を行いました。

 1年生は、歌と楽器演奏です。去年の4月、入学したばかりで学校のことがまだよくわからなかったころ、教室がお隣の6年生がいつもやさしくお手伝いをしてくれました。6年生が小さな1年生をかわいがり、助け、辛抱強くお話を聞いてあげている姿は、その後一年を通して様々な場面で見ることができました。この日も、ステージの上の1年生の鍵盤ハーモニカの演奏を、6年生がリコーダー演奏で支え、立派なハーモニーを作り出していました。

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 2年生は、からだの大きな6年生と、まだ小さな自分たちの関係を、みんなが大好きな『トムとジェリー』になぞらえて、劇をしました。3年生は、男の子たちが中心になって全校をお笑いで楽しませてくれました。テンポのよい「芸」で、みんな大笑いです。女の子たちは歌の中心メンバーとして活躍しました。4年生は、去っていく6年生への感謝と惜別の思いを、自分達で作った歌詞にこめて、歌を披露しました。3年生、4年生が歌を歌うと、ステージの一番前に座っている6年生は、みんなリズムに合わせて手元のリコーダーを大きく振って、下級生の優しい気持ちにこたえました。6年生たちが手を動かすにつれて、後ろの席の1年生・2年生・5年生も大きく手を動かし始め、会場全体の雰囲気が大きく盛り上がりました。

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 6年生はお返しに、楽器演奏と歌の発表を行いました。楽器演奏の曲名が「ルパン3世」と伝えられると、下級生の間から、「やった!」という声が上がりました。6年生のリズムが楽しくてかっこいい「ルパン3世」の演奏に、下級生たちはあこがれているのです。さすが6年生の演奏は上手でした。最後にこの6年生を送る会の準備を全部引き受けていた5年生が、がばいばあちゃんが川で拾ったマンゴーから生まれたヒガシコクバル太郎が、生活費を稼ぐために鬼が島へ鬼退治に磁石をもって出かけ、途中で磁石にくっついてきたお笑い芸人さんやホームレス中学生たちと鬼退治をするという、奇天烈でとても面白い劇を見せてくれました。

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 各学年の発表の後、1年生と2年が、6年生一人ひとりに、自分達で作ったプレゼントを手渡しました。6年生はにっこりしてプレゼントを開けます。1・2年生は、自分たちの贈ったプレゼントを喜んでもらえるかな、どんなプレゼントをもらっているのかな、と興味深々で6年生たちの席を覗き込んでいました。

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 卒業式までもうすぐです。


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Author:Dominic Staff
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from 24, Sep. 2007