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学校の廊下

 「学校の廊下」と聞くと、誰もが走った記憶があるでしょう。特に昭和の木造校舎で育った世代は、長い廊下を思い切り走って叱られた経験は、誰もがもつ共通の思い出かもしれません。

 さて、本校の廊下は、それ程長いわけではありません。けれども、休み時間になった時など、子どもたちは教室から勢いよく飛び出して走ります。「ぶつかったら、怪我をするのでは」と思うほどです。注意しようと顔を出すと、姿は見えずということがよくあります。
 廊下を走らないように各クラスで指導していますが、なかなか定着しません。

 そんな中で、今日4年生は、静かに図工室に向かっていました。
 「さすが4年生だね。自覚しているね。」
 と声をかけると、いつも元気に動き回っている男の子が、
 「はい、ほめて下さってありがとうございます。」
 と、しっかりと頭を下げていきました。

 あまりに見事な対応に、後から来た担任に話すとニッコリ。どうも、クラスで様々な工夫をこらしているようです。
 我先にと走っていくのではなく、「お先にどうぞ」という気持ちをもってゆずりあう生活ができれば、そこに小さな『平和』が生まれます。

1件のコメント

[C45]

確かに児童のみなさんはこれまでよく走ってましたね。効果的な「クラスの工夫」とは何なのでしょうか。ともあれ、次に学校にうかがうときの廊下のようす、楽しみにしております。ちなみに私自身はまさに「昭和の木造校舎で育った世代」です。今回の記事で久しぶりに、本州の西端近くの小さな町にあった母校の様子を、「長い廊下」もふくめ、思い出しました(走って叱られはしませんでしたけど…優等生ぶってすみません)。若い保護者の方々はたぶん平成育ち、校舎といえばむしろ、ドミニコと同じ鉄筋の建物でしょうか。

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